夫が初観劇の感動を書き綴ったレポート【後編】

 

【-- 宝塚を彩る華やかで優雅なとびっきりの美女たち --】

 

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【まず筆頭に挙げられるのはこの娘】

通称 ちゃぴちゃん。 と言うらしい。

 

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可憐である。

だがこの娘、可憐なだけではない。 遠くの観客席から見てもハッキリとわかる姿勢の良さと筋骨隆々とした肉体美。

 

もはやアスリートである。

 

彼女は可憐で美しいだけでなく、確かな強さを持っている。

 

そして、そのあまりにも美しい太腿や背中を、中々にキュートでセクシーなコスプレで惜しげもなく披露してくれるのだ。

 

 

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『いったい なんの御褒美だ、これは。』

 

正直、娘役さんをエロい目で見ているかと問われれば、

 

『見ている!鼻の下を伸ばしながら、娘役を、エロい目で。』

 

だがそれは、決して、AVを見る下卑たおっさんのような感情ではない。まるで初恋の娘と初めて手を繋いで歩いた時のような感情なのである。

 

そんなピュアな感情を抱きながらのエロい目で見ているので、セーフかアウトかで言えばセーフであろう。

 

結局なにが言いたいかというと、娘役は可憐で華やかなだけではない、確かな強さを持っているということ。 男役のかっこよさとは全く異なるかっこよさがそこにはあるのだ。

 

女性の本質的な強さと美しさはあまりにもかっこよく、また私を川平慈英にさせるのであった…

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【他の娘役で言えば、 このジャージ娘も良かった】

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サンバイザーにジャージという出で立ちに加え、性格までが絵に描いたような体育会系の娘である。 彼女が高野悠にお辞儀をする場面で私は、

 

『人はこんなにもピッタリの90度をつくりだすことができるのか!』

 

と感心してしまった。

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このように、謝罪会見ですら70度なのに彼女はそれはもう綺麗な90度で頭を下げたのだ。 まさに『誠心誠意』を体現したこの娘は、この日1番わかりやすい漢気を観客に見せつけた。

 

娘役なのに男役よりも『漢気』溢るる『ケジメ』ってやつを高野悠に、そして私たちに示してくれたのだ。

 

拍手ものだ。

 

【そしてこの社長令嬢も忘れてはならない】

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この娘、ただの高慢ちきかと思いきや、 いざ蓋を開けてみるとすごいのなんの。

 

おそらく幼少の頃から『社長の娘だから主役を張れている』などと周囲から色メガネで見られ陰口を叩かれてきたのだろう。

 

だが彼女は 『そう言われても仕方ない、慣れているから気にしない。』

と理不尽な差別や言葉の暴力を受け流すことのできる器の大きな娘だったのだ。 人一倍努力していて実力もある彼女は、 プライドの高さ以上に、優しさと強さを兼ね備えていた。

 

この厳格さと器の大きさ、真似できるものではない。

 

長々と書いてしまったが、結論はシンプルに、

 

『男も娘もかっこよくてかわいい』

 

に至る。そして、

 

『 清く 正しく 美しく 』

 

を体現する彼女たちに、私のうす汚れたど汚ぇ心を多少なりとも浄化してもらえた気もする。 以上、私の初めての宝塚日記。

 

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